某有名企業に努める女性
２８才で仕事では肩書き有、部下もいる立場
ずっと付き合っていた彼の子を妊娠。
彼女は勿論「産みたい」
彼は反対もしませんでしたが、賛成もしません。
結婚の話もでず、以前浮気などもあり彼女の両親や周囲の人達は全員
彼女に「堕ろしなさい」と説いていました。
どうすればいいか相談を受け、まず彼女の本心を聞きました。
堕ろす事を簡単に奨める事は出来ません。
「シングルマザーでもいいから、産みたい。
だけど周りに反対され、産んでいいか分からない。
この子が望まれていない気がする」と。
「望まれない子ならば可哀想」と。
しかし彼女自身は本当は産みたいんです。
簡単な想いではやっていけない事も話しましたが、
私は彼女の決意の固さとその気持ちがあればと産む事を応援しました。
「きっと周りも変わる」
それはお腹の中の子が来るべくして来た子である事も分かったからです。
同時に彼が今後、夫として旦那さんとしてやって行けるかも
相性を見てみました。
彼本人も知っていますが、過去や未来を含め
良き夫になる可能性が非常に高いと出、
「きっといいパパになるよ」と話
彼女も彼に「堕ろさない」方向で話をしました。
産まれる寸前に結婚。
出産時、父親となった彼は泣いたそうです。
そして今までとは別人の様になり良きパパへ。
そして周りの方も「産んでくれてよかった」と。
彼女自身「迷ったけど、話して決断できた。産んでよかった」と
その子も今は元気に幼稚園に通っています。
妊娠、出産は女性にとっては人生最大とも言える大きな出来事です。
幸福と共に、不安や様々な問題も。
しかし産み、育てる事も簡単ではありませんが
堕ろすという事はカラダへの負担は勿論
時に一生の後悔にも。
妊娠はその子が来るべく時に母を選び来ています。
決めるのは周囲の人でしょうか。
親であるパートナーでしょうか。
どうか、その子が貴女を選んだ意味を問いませんか。
カウンセリングは「貴女の本音を写す鏡です」
