私に神様や死んだ方達との関わりの基礎を教えてくれたのは「みちこ先生」と呼ばれるおばあちゃんでした。
３才くらいの頃、寝る前に宇宙を感じたりその脳内空間が居心地よかったり
神様という存在は分からずとも、不思議な世界は体感していました。
母方の祖母の代からお世話になり、祖母の腰痛の漢方薬始め、厄払い、車のお祓い
そして私の名付け親でもある方。
大きな教会の中小さく座り、毎日１０００人以上の方が訪れ、盛って来たお土産に埋もれそうなほど。
治める金額や物が決まっていないため、中にはお菓子だけややっと用意できた千円札を握りしめてくる方から、抱えるのがやっとなフルーツの籠盛りや厚さ１０センチ以上の袱紗に包んだお金らしきものなど
様々だという話。
しかも会う順番は抽選。そうでないと何日も前から並ぶ方が出来てしまうからだそう。
名付けられた時の記憶はなく、祖母から話を聴くくらい。
１１才の時からある事をきかっけにお世話になり始めました。
それは
実家の庭にある石を掘り起こしてからでした。
最初は土から３センチほど出ているだけの庭の端にある小さな石でした。
しかし何故か私は気になり、掘り始めました。
それは１m近く深くなり、１１才だった私も入れるほど。
３日かけ全体がわかる程掘り、石をずらし下に土を入れ穴の上に出すまでさらに２日。
見ていた母は「取り憑かれた様」と言っていたほど。
しかし掘り終えた翌日から手がしびれ、震え出しそれは日増しに強く。
まずは総合病院に行き「原因不明」
大学病院で様々な検査をするも「原因不明」
建築家の父は「建て売り住宅の整備された庭には土しか入れない。あんな削ってない岩が出て来るのはおかしい。あれは山にある岩だ」と謎だと言うばかり。
そして母は「みちこ先生」の所に私を連れていったのです。
数時間待ち、みちこ先生の前に座り母も私も何も言わず座っているとみちこ先生から
「この子は家の南にある触れてはいけないものを触れた。その影響で手が震えているだけ」と。
母は家の南に庭があり、そこから数日前に岩を掘り起こしたと伝えたところ
「それね。もう触れなければ大丈夫。ただそこにおいて置けば」
と護符を書き、私にその場で水と一緒い飲む様に渡し
「どこかに供養など持っていったほうがいいですか」と聞く母に
「触ってはダメ。置いておくぶんには危害はないから」と。
そして母は封筒を渡し帰りました。
後になって知ったのが、その石には山の神様が宿っていたと。
しかし強制的に山を降ろされ、怒れる存在になり
土を離れる事を拒んだ結果だったそうです。
帰る頃には手のしびれは治まっていました。
しかし帰り際、みちこ先生が言った「この子は今後、大変なものを背負ってしまった。何かあったら来なさい」と言われた事が私は頭から離れませんでした。
そして、気づいた頃には他の人達には見えない存在が見える様になり
人に憑いているものが分かり、言葉を感じ、そういった存在が当たり前になり
成仏を願う方々を知る事に。
みちこ先生に事情を話すと、色々な事や成仏の手助けの仕方を教えてくれました。
そしてそれはかつて生きていた方達。怖がる必要はないと。
それから私は死んでいる方達と関わり、成仏を行ない
関わりを遮断した時期もありますが、神様方の存在を知らしさせられる出来事が何度も起きました。
自身の魂を磨くと同時に、学び続ける事。
それはまた改めて
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